【邪な心】
積極的にサムットプラカーン県のPCR検査を進めたら久しぶりに900人以上の新型コロナ新規陽性者となってしまった。
首相の規制緩和会議も29日に延期だとか。
バンコクも20人位新規陽性者が出てるし。。。
やはり少なくとも今月一杯は規制が継続されるのかな?
バンコクのお客さんからご連絡を頂いた。
特別に仕事の話があった訳ではないが、お互いの状況確認である。
新年会をやりましょうと言いながら新型コロナ新規陽性者激増を受け、ただいま延期中である。
仕事初めに当たりセミロックダウンの様な状況であった。
最早1月は無かった事にしようと都合の良い解釈をした。
よって今年は新型コロナ禍に当たり11ヶ月とする感じである。
このまま新型コロナ新規陽性者が順調に減って、再びの0人続きになってくれればよいが。
よくインフルエンザと同じく季節性が有ると言われる新型コロナ。
しかしこのまま新規陽性者が減っただけではソンクラーンが明けて、5月か6月にまた激増する気がする。
日本でもそうであるが、季節性要因もさることながら何故か3か月単位くらいで盛り上がりを見せる新型コロナ新規陽性者数。
待ってましたのソンクラーンで規制が緩んだところに皆様が田舎へ帰り、お土産が新型コロナではこの間の年末年始と似た状況になってしまう気がしてならない。
しかも第3波になれば、1波、2波よりも波の大きさが強烈になって来る。
今のところの希望はワクチンであるが。。。
ワクチンの接種が最も進んでいると言われるイスラエル。
国民の25%が接種済みだとか。
それでも現在進行形で激増中。
日本で集団免疫として国民の約80%が抗体を手に入れればと言っておられたのが、何時であったか20%位でも良いのかもとの話があった様な。
実際に25%の国民がワクチン接種を行ったイスラエルが非常に気になる。
申し訳無いが短期旅行者の受け入れはともかくとして、タイ国内を早く通常通りにして欲しい。
何故ならそろそろ夜街にとどこまで行っても邪な50も超え髪も薄く肥えた血糖値の気になるおっさんである。
【お寺について聞いた話】
彼女の田舎に一緒に帰省したお友達。
50も超え髪も薄く肥えた血糖値の気になるおっさんも一緒に帰省する彼女が欲しいモノである。
さすればお嫁さんの夢もグッと近づく。。。
本来は自宅待機と彼女のお母様からのお達しであった。
その為、親戚やお友達は気を使って彼女の家に集合し晩御飯やら宴会やらであったとの事。
殆ど自主隔離の意味なし。
年始と言えば日本でも初詣である。
そのままチェンマイの彼女の家から近い可能な限り大きなお寺に行った様である。
お寺に入るにも検温と消毒はマスト。
結構な人数のタイ人の方がお参りに来ていたと。
しかしお寺の本堂?が大きくソーシャルディスタンスは十分あったと言っていた。
そして毎度の良く分からない蝋燭立て。
生年月日と名前を太めのローソクに刻み込み火が消えずに最後まで燃え尽きると良いと彼女が言っていたようだ。
タイ人は家族の分やらお願いされた友達分も代行してこの蝋燭立てをやる様である。
しかし自分の分と比較するとお友達の分は非常なまでに雑であると。
挙句は友達分の蝋燭の火が消えてしまい大爆笑だったようである。
この蝋燭も産まれた曜日で色々と種類が有るとこのお友達は彼女から聞いていたようである。
タイのお寺のお参りのイメージ。
我らがタイ工場でも年に1度はタンブンボリサックとか言う、お坊さんを9人会社に招きノンノンして貰う行事がある。
そしてこのお坊さんにお食事を振る舞うのだが、時間制限が有る様で忙しい事。
何をしているのか良く分からないまま製造の代表としていつも並ばされてバーリー語の呪文を唱えさせられる。
何にしてもここまでの感謝とこれからの発展を願う儀式だと理解している。
とかくタイのお寺ではこれからの事をお願いする傾向がとても強いと思っていた。
しかし一方で亡くなった方のお名前を紙に書き、お坊さんにお経を詠んで貰う事も出来るとか。
そして更にお願いすると白い布を掛けられて何やらお経を上げてくれると。
亡くなった方のお名前を書いた紙はお坊さんが火を着けてお鉢に入れてくれる。
お坊さんにタンブンした後にお経に合わせてお鉢に水を注ぐのだとか。
その際にその紙にお名前を書いた亡くなった方を思い浮かべながら水を回し注ぐ様である。
最後にその焼き切った紙と共に水の満たされたお鉢をお寺の中で可能な限り大きな木の根元に優しく流すと言っていた。
一連の流れをLINEで貰っておいて良かった。
実際にやった事の無い私では自分で書いていて何の事やらである。
そしてお参りが終われば宝くじの購入である。
ある程度の規模のお寺になると必ずと言って良いほどに宝くじ売りがいらっしゃる。
勝手な想像としてはお寺にお参りするタイ人のほとんどが「宝くじが当たります様に」と願っている気がする。
その宝くじに関してはバンコクのオンヌット辺りにあるお寺が有名だとか。
他のお寺と多少違うのは、ピンポン玉の入った箱が有り、宝くじのお願いの後にそのピンポン玉を引くのだとか。
その番号がラッキーナンバーになるようである。
高額当選があいつで出たと評判の様だ。
日本でもそうであるが、タイのお寺にもおみくじは付き物である。
そのおみくじはお箸の様な棒状のものに番号が書いてあるのが一般的だそうな。
ソレをお願いしながら上下に振り続け、1本はじき出すようにする。
1本出た棒に有る番号の紙が近くに置いてあるようで、ソレがおみくじの内容になると。
しかしそこはタイ語である。
いつも彼女に読み上げて貰い、内容を理解すると言っていた。
ラッキーな内容だとそれほどの反応は無いが、アンラッキーな内容だと何故か彼女が喜ぶと。
やはり「人の不幸は蜜の味」は万国共通な様である。
コレだけ彼女と一緒にお寺に行くお友達であるが、未だにお寺で取る行動の意味が分からないと言っていた。
場所によって異なるお線香の数。
お線香の火を着ける台に注ぎ込む油。
どうみてもサラダオイルだと言っていたが真実は分からない。
ドラムを鳴らしたり、太鼓を鳴らしたりと。
挙句は曜日ごとの神様の模型が置かれ、その前にTHB5だかTHB10だかを入れるようになっている。
そこにコインを投入するとお経が流れるシステムも有ると。
有難みが。。。
いつぞやは虎の剥製?像?にお願いし、宝くじが当たったお友達の彼女。
当選金から大量のお肉を購入し、この虎の剥製?だか像?だかにお供えしていたと。
やはりタイらしくタンブンはするのだが、思っている以上に自由な感じがしてならいとこのお友達である。
コレだけ長くタイに居り且つ、タイ人女性と一緒に居ながらもお寺のシステムがいまいち理解できないと言っていたお友達。
やはりしっかりとタイのお寺を勉強し、バーリー語の勉強もしないと理解不能なのかもしれない。
宗教観は色々な決断の根底に近いモノだと思っている。
ソレが長年タイに居るこのお友達でさえ分からない事が多いとなれば、ポッと出の私が理解できるはずもない。
お友達よりタイのお寺のお話を伺い、ちょっとだけ出家してみるのも面白いかもと思ってしまった。
どうもこのお友達の彼女の弟君は2回ほど出家し逃走したようである。
出家を3回するのは良くないとかで、出家終了の無いままにこのまま過ごしていく決断に至ったと。
殆どのタイ人は出家を全うすると思うのだが、そんなに厳しいのか?
どうも1回目の出家はスマートフォンの使用について出家中は時間制限が掛けられたようでソレに耐えかねたと。
2回目の出家は就寝する部屋にお化けが出ると逃げた様である。
ならばこんなおっさんでも耐えられるかもしれない。
何故ならスマートフォンに連絡が来ることもする事もほとんど無し。
まさに零感の私がお化けを見るとも思えない。
まずは身を清める事を考えないとお嫁さんどころか彼女も相当に怪しい50も超え髪も薄く肥えた血糖値の気になるおっさんである。
清めた身は直ぐに夜街で汚れまくるのは分かっているのだが。。。