【ダメなおっさん】
我がタイ工場とその近くにある片田舎な街でも新型コロナの新規感染者数がだいぶ落ち着いて来た。
殆ど新規感染者の話を聞かなくなっている。
お客さんの住んでいるチョンブリ県も相当に新規感染者数が減少したと。
昨日はとうとう1ヶ月ぶりにチョンブリ県の新型コロナ新規陽性者数が0人になったとニュースになっていた。
ここまでにシーラチャーでも新型コロナ新規感染者無しの日も出ていると言っておられた。
何よりだと思う。
チョンブリ県の公衆衛生局も新型コロナは収まってきており、ここからの2週間が勝負だと。
1月末にはチョンブリ県も規制緩和になる可能性が出て来た。
そしてこのお客さんが面白い事を言っておられた。
コレだけタイでもステイホームが言われ、日本人がカラオケ通いで白い目で見られるとやる事が無いと。
そしてこのお客さんのお仲間?が暇に飽かせて自炊を始めたと。
その自炊を始めたついでにお気に入りの夜街の女性に自信の手料理を振る舞おうとした様である。
さすがにこのご時世で一緒に食事をする訳にもいかずである。
結局、お目当ての女性には断れら、この新型コロナ禍で生活に困っている女性にたらい回しで巡って行ったと。
必殺のバイクタクシーでこの日本人男性の家から生活困窮者の元へ届けられてしまった手料理。。。
そしてこのお断りした夜街の女性達が陰で「気持ちが悪い」を連呼していた事実がある様である。
親切なつもりでも上手く行かないモノである。
日本でも同じか。
50も超え髪も薄く肥えた血糖値の気になるおっさんもタイに限らず日本の夜街でもモテようとして手料理を振る舞おうとしたり、LINEをバンバン打ち込んだりしてしまうのだろうな。
我らがタイ工場の駐在員は長い方だと思う。
私はまだまだ通算1年程度であるが、現地法人社長であり日本では取締役の方、営業担当の駐在員の方ともに5年を超える任期になっている。
それからすれば私の前任の年下上司のA氏は日本で必要とされて帰任したのか。
私も順調ならばタイ駐在員としては長くなるはずである。
この新型コロナ禍でとんでもない事態にならなければであるが。
しかしこの新型コロナ禍は違った意味でとんでもない事態を引き起こしている様な気がする。
あちらこちらこちらで目にする夜街での日本人の新型コロナ感染。
私としては相当に恥ずかしい店名も有ったと思う。
今後も新型コロナではなく何かあった時に呼び掛けれるたびにドキドキするのは心臓に悪い。
この駐在員同士で面白のが駐在員年数を聞く時である。
中には2度目のタイ赴任と言う方も珍しくなくなってきている。
自分勝手な解釈としては長い事でマウントを取ろうとする方もいるのが面白い。
テレワーク等々のインターネットの発達で駐在員が要らない方向かと言うと製造現場はそうはいかない。
欧米への赴任と比較すると大都会の本社勤めの日本人や大企業の日本人からすると下に見られがちなタイの赴任。
どうしても物造りは日本と比較して人件費の安いところを目指し気味である。
しかしその風潮も変わって来ていると思う。
まずタイは確かに現場の日給月給のワーカークラスは人件費をなるべく安く抑えている。
しかし事務職はなかなかそうはいかない。
賞与等も考える確かに日本の所得よりは減るのかもしれないが、極端ではなくなっている。
故にASEANではベトナムやインドネシアが注目を集める結果となると思う。
そして日本人がタイに駐在しているとザックリと年間¥1000万は経費が掛かってしまうと思う。
実際はもっとだと思う。
それだけをペイする存在の日本人駐在員にならないと意味が無い。
仕事の出来る駐在員の方から言われた事。
上記の通りの赴任者の現地経費である。
それ以上をペイ出来る駐在員がどのくらいいるのか。
そしてペイ出来ないのであれば、優秀なタイ人を2人、3人と雇った方が安上がりだと。
タイに赴任すれば私同様にマネージャー職等々を仰せつかると思う。
そのマネージャーよりも優秀なタイ人の方が仕事が出来る場合。
悲劇である。
タイに仕事で駐在している日本人と優秀なタイ人。
当然分母となる人数が違うので優秀なタイ人の方が圧倒的多い数になる。
ソレを押しのけて日系企業で従事するために。。。
今まで何を日本でしてきたかが問われるタイでの仕事だと感じて来た。
特にこの新型コロナ禍で仕事量が減っているところである。
ここが日本人としての腕の見せ処かなと感じている。
ダメ出しだけの日本人ではタイ赴任の意味が無い。
タイ人はあれだから、コレだからと言いながら夜街だけはしっかり通う方も多いであろう。
当然50も超え髪も薄く肥えた血糖値の気になるおっさんもその一人である。
アカンやん。
【特殊按摩の思い出】
パッと見が中国語みたいになってしまった。
50も超え髪も薄く肥えた血糖値の気になるおっさんでも特殊按摩にも行く。
BTSのトンロー駅からプロンポーン駅に掛けて多くある特殊按摩のお店に行く事が多いか。
マッサージの女性とブッキングした事は無く、いつも飛び込みで勝負である。
本当は女性とブッキングの電話等々が恥ずかしいだけなのだが。
大概の特殊按摩のお店は日本語対応だと思う。
予約も日本語対応なのに恥ずかしさが大いにまさってしまい、お店の名刺を取り出しては番号を押せない小心者である。
直接マッサージの女性に連絡を取ればよいのだが。
私の中ではとにかく特殊按摩のお店には入り難い。
何故なら如何にも通りから見て「アレをするお店です」感が満載過ぎる。
そして何よりも辛く恥ずかしいのが、入店して多少なりと待たされる場合である。
この時に新しいお客さんが入店してくると恥ずかしさで顔から火が出る思いである。
あの妙な待ち時間でもう少し気を使ってくれたらと思う。
おかげでいつも飛び込みの私は写真で選ぶのでは無くご本に様達と対面する事をチョイスする。
しかしこれはこれはカラオケの女性の指名と同様で視線が私に集中するのが痛い。
どの女性にしようかよりも居た堪れない感覚に陥ってしまう。
どうどうとしていられない小心者である。
この特殊按摩もこれまた昔のタイを知る方に聞いたことが有る。
まだまだプロンポーン駅の一角に特殊按摩が固まっており、それほど店舗も多くなかった時代の様である。
お店には綺麗でサービスの非常に良い女性も多数居た時代と聞いた。
余りのサービスの良さにこのお友達は瞬殺されたようである。
終わったと満足したお友達。
女性はこのお友達の雨合羽を無理矢理取り外し、次の新しい雨合羽を装着し始めた。
慌てるお友達。
女性が突如「私まだ」と言いながら無理矢理の2回戦であったと。
あっちもこっちも大洪水でえらい目に合ったと言っていた。
古い話ではあったが、このお友達は遠くを見つめながら満足そうであった。
そんな事があっちこっちであった特殊按摩であった。
その後コレだけサービスの良い女性はお店でなかなかの稼ぎを上げるのであろう。
そうなればお店にもそれなりなり長い年月に渡り在籍する事になる。
久しぶりにお相手願った様である。
ただ単に出してハイハイ次のお客さん的な対応になっていたと。
なかなか凄い体勢から愚息を弄り倒され、挙句は2人で大洪水になるまでサービスしてくれた彼女とは全く別次元であったと嘆いていた。
女性側もどこかでさっさと数をこなして稼ごう精神が出るのだろう。
何故にその方向に振ってしまうのか。
ここでタイ人はと言ってしまっては元も子もない。
お客さん側も見合わないサービスに良かったよとニコニコ顔でチップを上乗せすれば勘違いもするであろう。
まるで私である。。。
このお友達は出張の際に特殊按摩が非常に役に立ったと。
技術職のこのお友達。
色々な道具を持ち歩く関係で移動が大変である。
そして会社の予算の関係でタイを出発するのは何時も深夜の事である。
ホテル代は訪問先のお客さん持ち。
お客さんもホテル代を少しでも安くと深夜フライトでも朝仕事に行く時にチェックアウトされてしまう。
荷物だけはホテルへ預ける。
仕事が終了しホテルへ連れ戻されてもシャワーも使えない。
そこで空港へ行く前に特殊按摩で汗をかきながら汗を流そうという魂胆である。
それ以前はラッチャダーのMPで同様の事をしていたようである。
その頃はお客さんが契約していたホテルがソッチ方面であった様だ。
それがプロンポーン駅周辺のホテルに変わったのは駐在員の多くがプロンポーン駅、トンロー駅、エカマイ駅辺りに住んでいる事が多くなったからだったと。
プロンポーン駅辺りからラッチャダー辺りまで行って戻って来るのは結構な労力が居る。
荷物を持って行けばよいのだろうが、とんでもない事になるのは分かり切っている重量。
某航空会社の上級会員であられらお友達であるが、それでも荷物の重量には気を遣う様な状態である。
そう言えば我らがタイ工場近くの片田舎な街も特殊按摩は有るが行った事が無い。
もしである。
万が一、ご本人を目の前に指名を実行しようしていたり、待合室のところ等々で知り合いに有ったらと思ってしまう。
例え言葉を交わす事の無い顔見知りの方にでも見られたと思う小心者の私である。
とても街を歩けなくなってしまう気がする。
あのおっさん髪が薄いからお盛んだなと思われるのはどことなく嫌である。
私よりも一回り以上年上で髪の薄い大先輩である。
ゴーゴーバーの女性を2人お持ち帰りする。
2人も一緒だと疲れる疲れると言ってたが「突かれる、突かれる」か?
ソッチ?
50も超え髪も薄く肥えた血糖値の気になるおっさんもその真実は気になる処である。
やはり普通の方は髪も薄いとソッチも強いのかな?